重たいものには力がある
こんにちは♪
ダイビングと人生の大先輩みゆきさんから学んでいるスノーマンです♪
前回に引き続き、今回も器材をピックアップして紹介します♪
前回のおさらいですが、ダイビング器材は主に軽器材・重器材・スーツ類・アクセサリー
と4種類に分類されます。
今回は「タンク」・「BC(ビー・シー)」・「レギュレーター」など、重器材についてご紹介します。
重量のあるものは、「重」要なものでもあります!
1.タンク
「みゆきさん、ボンベとタンク、どちらの呼び名が正解ですか?」
はじめて体験ダイビングが終わったあと、みゆきさんにふいに質問したことを覚えています。
ダイビングでは「タンク」と呼ぶのが一般的です。「ボンベ」と表現しても日本では通じると思いますが海外では通じない可能性が高いので、「タンク」と覚えておくといいと思います。
そして、このタンクを「酸素ボンベ」と思っている方も多いようですが、中には酸素ではなく、圧縮された空気が入っています。
圧縮空気はレギュレーターと呼ばれる装置で人間が呼吸できる空気圧に減圧され、はじめて呼吸ができるようになります。
2.BC(ビーシー)
浮力調整のために必要となる器材が「Buoyancy(浮力) Compensator(補償装置)」で「BC(ビーシー)」と呼ばれています。
人は海のなかで浮きあがっていきますが、ある程度の水深では逆に沈む力が強くなります。
BCはジャケットやリュックサックのように腕をとおして着るように装着するもので、なかに空気袋が入っており後ろに取り付けたタンクから空気を送り込んで浮力を調整します。
「ジャケットタイプ」、「フロントアジャスタブル」、「バックフロート」の3種類が主流になっています。
浮力の調節機能を担うBCの登場によってダイビング人口が飛躍的に増え、女性でもダイビングを楽しめるようになっています。
3.レギュレーター
タンク内の圧縮空気を、ダイバーが呼吸できるレベルまで減圧し、呼吸するための道具です。ファーストステージ・セカンドステージと二段階で減圧後、マウスピースを通じて空気が出るようになっています。
4.オクトパス
万が一、レギュレーターのセカンドステージに何らかの不備が生じたときに、バックアップとして役に立つのがこのオクトパスです。
あくまで本人用バックアップとしてですが、バディのエア切れ、セカンドステージに不備があった場合など、緊急時に貸してあげることも可能です。
5.ゲージ
さまざまな形状がありますが、残圧計・水深計・コンパスの3つセットになったものが一般的に「ゲージ」と呼ばれる機器です。
3つセットの3連ゲージのほか、最近では残圧計のみや、残圧計と水深計の2連ゲージのものも普及しています。これは、ダイブコンピューターと呼ばれる器材の普及により、ゲージ=残圧の確認としてつかわれることが多くなったためです。
ダイブコンピューターに関しては次回に詳しく紹介します!
重器材の”重”は「重要」の”重”。しっかり役割を確認しよう。
以上、重器材の紹介でした。
重器材はどれも非常に重要です。もちろん軽器材や次回ご紹介するアクセサリ類も大切ですが、これがなければダイビングできないと言えるほど絶対的に重要です。
逆に、しっかりと役割を理解し上手につかいこなすと、ダイビングの楽しさは飛躍的に増すでしょう!
次回は、先ほどちらっと名前が出たダイブコンピューターなどのアクセサリ類を紹介します。どうぞお楽しみに♪