世界にはこんなにも人々を魅了するウミガメがいるのです。
こんにちは!
マッスルヒザ氏です。
一生に一度は見てみたい、奇跡の瞬間があります。
それは、数十万頭のウミガメが一斉に砂浜にあがってきて産卵をする光景。
それが、「ヒメウミガメ」の「アリバダ」です!
今回は、そんな驚愕の数で産卵するヒメウミガメとその産卵アリバダについて注目します。
やはりメス強し。小型種でもわたしは強いわよ!
日本であまり見られない貴重なヒメウミガメ。
甲羅の外周が円形に近く、長さ約70 cmほどで他のウミガメ類より小さいのが特徴です。
それが名前の由来となりヒメウミガメと名づけられています。
食事は甲殻類であるエビ、カニ、魚、貝類、クラゲなどを主食としています。
世界中の熱帯域を中心に産卵場が分布していますが、残念ながら現在のところ日本では産卵を見ることができません。
名前の由来と印象から、”小さくか弱い姫”をイメージするかもしれませんが、なんとメスのほうが大型なのです(笑)
さらに、あとで紹介しますがこのメスたち、特徴的な産卵をします。
どの世界でも女性はパワフルです。
人生が変わるような衝撃の光景を目の当たりにせよ!!
ヒメウミガメの最大の特徴はなんといっても「アリバダ」=集団産卵です。
現地の言葉で、「兆し」を意味する言葉だそうです。
南米に位置する、コスタリカ「ココ島」でみることができます。
ダイビングでも有名で、ガラパゴス諸島と同じくらいの原風景と、たくさんの珍しい生物たちが生息しています。
そのココ島を有名にしているが、アリバダなんです!
一言で集団産卵といっても、その数は想像をはるかに超えます。
まさに、圧倒的な数に衝撃です。
その数なんと、数十万頭!
みなさま想像できるでしょうか。
数十万頭ですよ。
多い時期には1週間ほどで100万頭近くものヒメウミガメが集団で同じ砂浜に上陸し産卵します。
アリバダが行われるときには、当然砂浜はヒメウミガメで覆いつくされることになります。
しかも、約100個の卵を産むので、単純計算でも…1000万以上の個の卵が砂浜に産み落とされるわけです。
驚愕!
以前ご紹介したとおり子ガメの生存率は低く、その戦略としてアリバダが行われているのだといわれています。
がんばれ!
「アリバダ」が発生するのは8月~12月のみです。
目の当たりにすることができれば、きっと大きな衝撃をあなたは感じるはずです!
まとめ
アリバダを紹介していてふと思い出したことがあります。
経営の大先輩のみゆきさんから教えてもらったことです。
「一人では成し遂げれないことが、たくさんの人と一緒であれば成し遂げられることがある。」
経営を学ぶ中で教えていただき、胸に沁みている言葉です。
一人の力では到底たどり着くことが出来なかったことでも、多くの人のサポート、力添えがあったからこそ成し遂げることができます。
ヒメウミガメは圧倒的な数によるアリバダでより多くの人々を魅了しています。
自分ももっと魅力をつけてもっとたくさんの人と一緒に力をあわせ、自身の経営目標に向かって仕事をしようと考えるマッスルヒザ氏でした。