美しさと希少さで人々を惹きつけます!
こんにちは!
コシヒカリも好きだけど、あきたこまちが一番好きなマッスルヒザ氏です。
沖縄の海をダイビングをした時に、出会う確率が高いウミガメ。
今回取り上げるウミガメは、青でも赤でもなく「タイマイ(※)」&「クロウミガメ」です!
※タイ米ではありませんよ!
この2種はこれまでご紹介したウミガメたちとはまた違った別の魅力があり、世界中のダイバーを魅了しています。
昔から美しい甲羅で人々を虜にしてきました!タイマイ
これまでもお伝えしてきたように、日本でよく見られるウミガメははアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種です。
(アカウミガメ、アオウミガメについて知りたい方は、こちらを参照してください!)
タイマイは、口先が尖っていて、甲羅の後部部分がギザギザなのが特徴です。
また、黄色に黒褐色の紋班がある甲羅も見分けやすさのひとつ。
サンゴ礁が広がる浅めの海に生息しています。
タイマイがもつ甲羅は、伝説の勇者が持っていそうな格好良い甲羅です(笑)
とても美しいです。
ただこの美しすぎる甲羅が狙われて乱獲されてきた歴史があり、現在は絶滅危惧種になっています。
タイマイの主食はガレキサンゴや岩などに生えた海綿動物です。
ダイビング中には、海底にどっしり居座って食事するシーンがよく見られたりします。
ヒザ氏はこの姿をみて「なんて自由で動じないウミガメなんだ」と思いました(笑)
太平洋、大西洋、インド洋の熱帯・亜熱帯の海域に生息し、日本では主に沖縄方面で見られ、産卵シーンも多く見られます。
出会えたら超絶ラッキー!幻ともいえるクロウミガメ
さて、今度は日本近郊ではあまり見られず、出会えたら本当に奇跡。
ガラパゴス諸島で見られる希少な種類「クロウミガメ」です。
クロウミガメは、ガラパゴス諸島、メキシコやペルー南部を中心とした東太平洋に生息するウミガメです。
日本国内ではごくごく稀に、南西諸島を中心に沖縄本島でも発見されることがあります。
アオウミガメと特長が似ており、ぱっと見ると区別がつきにくいのですが、お腹や頭部の表面の端部が、アオウミガメは黄色であるのに対し、クロウミガメは黒色で、そこで区別することができます。
主食もやはりアオウミガメ同様、海草や海藻であり、ゆっくりと食事をするその姿は、癒されること間違いないです!
近年、その個体数は減少傾向だといわれていますが、なんと!
沖縄県の美ら海水族館で2017年にクロウミガメの飼育下による繁殖に世界で初めて成功しています!
これは、1999年、雄のクロウミガメを飼育からはじめて、20年近くかけてここまでこぎつけたそうです。
気合いと根性ですね!沖縄の人はすごいさ〜
まとめ
「継続は力なり。」
経営の基礎中の基礎として、みゆきさんから教えてもらった言葉です。
なにごとにも、継続していくからこそ、成果に表れます。
仕事がうまくいかなかったときにみゆきさんに「夜明け前が一番暗いよ」と言っていただきました。
なにごとも諦めずに、最後まであと一歩、あと一歩努力しようと続けていくからこそ、見えてくるものがあるな、と体感しています。
黒ウミガメの繁殖に約20年かけて成功をつかんだ美ら海水族館のように、たとえうまくいかないことがつづいても、継続して努力を重ね結果を積み重ねよう、と思ったマッスルヒザ氏でした。